パングロンスクール

1998年度 フィリピン・バギオに「パングロン・マルコス小学校」の修繕と新校舎設


プロジェクト前

パンガシナン、サン・フェビアンの沿岸にあるアラカンという村の学校は、1階建ての校舎の5棟から成り、その内のひとつは破損がひどく、危険であることから完全に閉鎖されており、その他の校舎も、長年の使用で老朽化が進み、修繕を必要としていました。使用に耐えられる教室は全体で8室で、各学年が使う教室が6、会議や色々な活動に使う部屋がひとつ、但しこれは、いずれは幼稚園として使う可能性もあり、後のひとつは校長室です。教室不足のため、1年生のクラスを保健室としても使っていました。

プロジェクト後

新しく設立されたglobe校舎は、面積約55~60㎡で、教室には天井に扇風機が付いており、水道の問題が指摘されていたため、加水圧貯水タンクも設置しました。環境についての意識を高めることを目的をした青少年環境保護グループが、生活環境キャンプ園芸作業、ゴミ処理活動、環境推進キャンペーンなどの活動を行うようになりました。

新しく完成した校舎と子どもたち。


新しく完成した校舎と子どもたち。
教室の角の休憩室。天井には扇風機が   設置された。
教室の角の休憩室。天井には扇風機が設置された。
ハーブを育てる場所。子どもたちは、   学校で習ったことを家でも実行する   ことになっている。
ハーブを育てる場所。子どもたちは、学校で習ったことを家でも実行することになっている。
青少年環境保護グループの顧問である グロリア・ロザリオ教諭。
日本の高校生からのビデオレターを見る受益者の子どもたち。国際交流を通して様々な気づきが芽生えた。