2006年8月停戦合意まで進みました。
反政府軍の戦力の大半は同地域から誘拐され兵士にされた子どもたちで、
これまで2万5千人以上の子どもたちが誘拐され、政府軍との戦闘に駆り出されてきました。
少年は危険な前線に送られる一方、地元の村々での襲撃、新たな子どもの誘拐、残虐行為などにも加担させられてきており、少女は大人兵士からの性的虐待、強制結婚などを強いられていました。
そのため帰還後、地域住民から憎しみの対象になることもあり、特に、反政府軍の大人兵士との間にできた子どもを連れて帰還した元少女兵(チャイルドマザー)は、経済的に自立が困難な上に差別や偏見、暴力などの問題により社会復帰が最も困難な状況にあります。
政府軍に保護されるなどして帰還した元子ども兵は全員CPU(Child protection Unit)に一旦収容された後、2つのリハビリ施設(GUSCOとワールドビジョン)に送られ、そこで数週間のリハビリを受けて地域へ帰還します。
リハビリ施設では衣食住が満たされカウンセラーなどに手厚くケアーされているが、施設を出た後、経済的な問題や地域住民との関係など新たな問題に直面することが多く、リハビリ施設を出た後の元子ども兵に対して、どのような支援をしていくかが課題とされていました。
プロジェクトの内容


グローブハウスの基礎工事

グローブハウスでの基礎教育

グローブハウスの基礎工事

日本の高校生からのビデオレターを見る受益者の子どもたち。国際交流を通して様々な気づきが芽生えた。